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「任意整理」に関するQ&A

任意整理をした場合クレジットカードはどうなりますか?

  • 文責:所長 弁護士 鳥光翼
  • 最終更新日:2024年5月8日

1 任意整理をした場合のクレジットカードへの影響

弁護士に任意整理を依頼すると、任意整理の対象となった貸金業者やクレジットカード会社に対し、受任通知が送付されます。

受任通知とは、弁護士が任意整理の代理人についたことを知らせる書面のことをいいます。

受任通知が送付されると、信用情報に、債務整理を開始した情報が登録されます

このことを、一般的にブラックリストと呼ぶことがあります。

これにより、任意整理の対象となっているクレジットカード会社のクレジットカード、任意整理の対象にはなっていないが現在契約しているクレジットカード、今後新しく作るクレジットカードに、それぞれ影響が現れます。

以下、詳しく説明します。

2 任意整理の対象となっているクレジットカード会社のクレジットカード

任意整理の対象となり、弁護士から受任通知が送付されたクレジットカード会社のクレジットカードは、使うことができなくなります。

クレジットカード会社によっては返還を求めてきたり、カードを切断したりするよう連絡してくることもあります。

そして、一般的には、任意整理が終わっても、このクレジットカード会社のカードを再度使用することは困難になります。

信用情報に登録された情報が消去されても、クレジットカード会社の内部には債務整理をした情報が残る可能性があるためです。

3 任意整理の対象にはなっていないが現在契約しているクレジットカード

基本的には、使用を続けることはできます。

もっとも、信用情報に登録された情報は、任意整理の対象にはなっていないが現在契約しているクレジットカード会社も閲覧することがありますので、クレジットカードの利用限度額等が下がる可能性があります。

そもそも、任意整理をしなければならない状況にあるのであれば、どうしても必要な場合以外は、任意整理の対象となっていないクレジットカード会社のクレジットカードも使わない方が得策です。

4 今後新しく作るクレジットカード

任意整理をしたことは、信用情報に登録されます。

新しくクレジットカードを作ろうとすると、一般的に、クレジットカード会社は審査の過程において、信用情報を調査します。

そのため、任意整理をすると、クレジットカード会社の審査が通りにくくなり、新たにクレジットカードを作ることは難しくなります。

信用情報は一定の期間が経過すると消去されますので、その後であれば新しくクレジットカードを作ることができる可能性があります。

信用情報がいつ消えるのかについては、こちらをご覧ください。

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